考え方の修正でアトピー改善(SKさん)
基礎科前期終了レポート 

2014年10月 (2014年5月入会)

<きっかけ>
恭子先生の『食べる野草図鑑』を読んで、野草摘みがしたくて、ネットで先生のホームページを拝読していたら、
野草摘みのイベント(2014年3月)があることを知り、参加したことがご縁で、お料理教室に通い始めました。

もともと小さいころからアトピーで、その頃(2014年3月)も顔、首、手にアトピーの症状があり、ステロイドはやめていましたが
症状が出たり、ひいたりを繰り返していました。先生から、お教室に通い、食生活を改善することを勧めていただきました。
また、野草摘みに参加されたかたで、以前アトピーだったという方がとてもきれいになっていらして、しかも、お教室の
お料理がとても美味しい!とお聞きして、ぜひ習ってみたいと思いました。

<お教室にきて良かったこと>
・アトピーが格段改善しました!(詳細下記<体調の変化>ご参照ください)ありがとうございます!
・楽しく、楽しく生きるお知恵をいただきました!ありがとうございます!
 この精神面でのご指導もかなりアトピー改善に効いていると思います。(アトピーは体力的・精神的にきつい時に悪化するため)
 感謝の気持ちをもつこと

 まず一歩踏み出すこと(状況が整ったらやろうではなく)。

 妥協せよ(完璧主義だと続かない
 人格ではなく、行為を注意してくださる物事本位。などなど。
・玄米がもっちり美味しく炊けるようになり、感激しました!お教室でのお食事はいつも美味しく、有難くいただいています。
 心も満たされます。ありがとうございます!
 
 
<食事のとり方の変化>
1、おかずがご飯の量を超えないようにする。
  主食:おかずを5:3が理想と教えていただきました。今まで1:2でおかずを多く食べていたので、
  おかずの量を控え、お米をしっかり食べるようにしました。(一日2合)

2、動物性たんぱく、果物を控える
  すでに、砂糖、卵は取らないようにしていましたが、症状改善のためには、一旦もっと厳しくする必要があると教わり、
  動物性たんぱく、果物を控えるようにしました。

3、よく噛む
  一口100回。家に帰ると忘れそうになり、パクパク食べてしまうときがありますが、お教室に行くたびに思い出し、
  よく噛むよう心がけてます。
  
<体調の変化>
2か月目
  玄米菜食を始めて、2,3か月後に一番アトピーの症状がひどくなり、顔・首から汁がでて、痒くてかきむしる、という状態になりました。

恭子注:アトピーの方は、好転反応が酷く出ます。
    このとき、教室に通いながらだと、私のアドバイスがあるので、精神的にも安心して、 
    マクロの食事が継続できます。


  体重は4,5Kg減りました。もともと、やせ気味だったので、心配になりましたが、初めの8か月は体重減になるものだと教えていただきました。
  
3か月目
  3か月目のお教室の日の朝、あまりに痒くて、頬のジュクジュクが止まらず、外に出れない、、と思い、先生に欠席したい旨
  ご連絡すると、「周りの人は、自分が思うほど、気にしていないから、遅れてでもいらっしゃい」と言っていただきました。
  先生も一緒に受講していた方々も温かく迎えてくれ、皆さんの優しさが身に沁みました。
  うちにこもっているとますます悲観的な気持ちになってしまうところだったので、連れ出してくださった先生のお言葉に感謝します。

  この時、急激に悪化した原因として、少量(約80cc)ですが、植物性乳酸菌飲料(玄米甘酒)を飲んだことが原因と先生から教わりました。
  以来代替甘味料にも控えるよう気を付けるようになりました。

恭子注:自然食品店のお菓子や、代替甘味料(はちみつ、羅漢果、メープルシロップなど)ならいい、
    と思う方が多いのですが、実は、同じに悪いのです。


  また、玄米は排泄する力が強いとのこと、分づき米に変更しました。


恭子注:「岡田恭子のらくらくマクロビオティック教室」日東書院 45ページ
     重症のアトピーの場合には の項参照

  一時的に(3週間ほど)漢方の飲み薬を飲みました。

4か月目 
  顔、首、手の症状が改善され、ジュクジュクはなくなり、肌が柔らかくしっとりしてきました。
  漢方もやめることができました。こんなに快適な状況は何年振りかという状況です!ありがとうございます!

5か月目
  顔はたまに発疹が出ますが、以前のようにジュクジュクになることはなくなりました。
  首はたまにかゆみが出て、かさぶたができます。恭子先生から教わった「自分の体が先生」と考え、生活を振り返るようにしています。

恭子注:有名な医者が言ったこと、医学書に書いてあること、もっと言えば、私、岡田恭子が言ったこと、
    も、指針(先生)ではなく、自分の身体で出た結果に従うこと、
    と言う意味です。

  食いしん坊なので、ついつい食べ過ぎに。。。気を付けてと体が言っています。。。必要に応じて排泄している体に感謝します。

恭子注:アトピーの方は、例外なく、食いしん坊、です。
    結局、器を越えて食べるところに、病が発生します。
    「岡田恭子のハッピーマクロビオティック教室」日東書院 77ページ

    天与の分限、の項参照
 

<食事内容>
1.教室に通う前の食事
   朝:具なしお味噌汁
   昼:胚芽米、とろろ昆布、はんぺん、コロッケ、きんぴらごぼう、キーウイ1/2個
   夜:胚芽米、鉄火味噌、野菜中心のおかずにお肉かお魚を少量(例ジャガイモ・人参・いんげん・鶏肉団子の煮物、キャベツ・たまねぎとスモークサーモンサラダ)、納豆、野菜・豆腐の味噌汁、リンゴ1/4個

2.現在の食事
   朝:梅生番茶
   昼:雑穀入り7分づき米、ごま塩、とろろ昆布、野菜のおかず(小豆かぼちゃ、きんぴらなど)、味噌汁またはけんちん汁
   夜:雑穀入り7分づき米、ごま塩、鉄火味噌、野菜やお豆腐のおかず(ひじきレンコン、野菜の煮しめなど)、納豆、味噌汁またはけんちん汁

恭子注:教室に通う前の食事と、現在の食事、の違いがあると思いますか?

    動物性蛋白質(肉、魚、卵、乳製品)が、一切無い、果物無い、という厳格なマクロの食事

    また、ここには表れていませんが、おかず食べ、つまり、主食より、副食が多い、のだろうと
    想像します。

    こうした、微妙な違いなのです。


半年間、大変お世話になり、ありがとうございました。考え方やお料理の仕方など、まだまだなところも多々ありますが、
引き続き学んで行きたいと思います。これからも、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。


       

 恭子から一言

長年のアトピーに苦しんできた方です。

アトピーに良い食事など、知識は豊富で、それまでも、それなりに、良い食事(上の食事参考)をしていました。

が、「治す」ためには、いっとき、厳格なマクロビオティックの食事をしないと、治りません。